大阪おすすめ観光巡り③~牡蠣小屋 池上市長顕彰碑 ”てんしば”
てんしばイーナをあとにして歩いていくとイベントの仮設工事が始まってました。
まだ設営段階ですが牡蠣が楽しめるイベントのようです。
そういえばてんしば入口にこんな立て看板がありました。
東日本大震災の後、風評被害に遭った石巻の牡蠣を多くの人に食べてほしいという思いから始まった出張牡蠣小屋「牡蠣奉行」
東北の牡蠣をメインに、旬の牡蠣を屋外の特設会場で、バーベキューコンロで焼きながら食べることができます。
2月29日(土)~3月22日(日)まで
牡蠣一盛り約1㎏ 通常価格1200円→600円
屋外で食べる旬の牡蠣は美味であること間違いないでしょう!
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その横にこんな銅像が立っていました。
一見このおじさんは誰?と言いたくなりますが、すごい人なんです。
名前は池上 四郎
福島県会津若松市の出身。会津藩士、池上武輔の四男。12歳の時に、若松が政府軍に攻められたので、白虎隊に入隊を志願したのですが、15歳以上の規約のため四郎は除外された。
籠城していた会津若松城が敵に囲まれ、一日で約二千五百発の砲弾が撃ち込まれる中で、年少組の仲間と共に唐人凧をあげて自軍の士気を鼓舞したというエピソードが残っている。
1877年、警視局一等巡査として採用され、1880年には石川警部となり、1882年に石川県警察部第一部長に進んだ。
その後、富山県などの警察部長、京都府警部などを歴任し、1898年からは千葉県警察部長、兵庫県警察部長を務めた。
1990年には大阪府警察部長となり、その後13年間に渡って大阪治安の元締めとして活躍した。
しかし、大阪府警部長時代に高崎親章知事の汚職疑惑を放置したことなどを理由に、宮武外骨に批判されている。
1913年、市政浄化のため、肝付兼行の後任として大阪市長に就任した。
1915年に天王寺動物園を開園させ、1919年に全国初の児童相談所・公共託児所を開設した。
1923年には大阪電灯株式会社を買収し、電気供給事業を市営化した。同年9月1日に発生した関東大震災では、いち早く大阪港から支援物資を東京に送り、被災者の救済を行った。
御堂筋を拡張し大阪のメインストリートとする計画は、池上市長時代に立案され、続く関一市長時代に大大阪時代の全盛期を迎えることとなった。
支庁舎の新築、博物館や図書館などの教育施設や病院の整備など、社会福祉の充実にも注力した。
池上は3期10年の市長職を退任後の1927年、朝鮮総督府政務総監として、当時日本が植民地政策を推し進めていた朝鮮半島へ赴任した。
しかし、1929年に任期半ばにして病に倒れ、東京で没した。
1935年、池上の功績をたたえ、大阪市民の手によって銅像が建立された。
とウィキペディアに紹介されています。
池上市長の時代に大大阪時代の礎がつくられたのですね。
銅像の裏側にその功績が記された碑文が埋め込まれています。
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その奥には美術館と慶沢園があります。
てんしばからこの間を抜けると前方に大阪市立美術館、右側に慶沢園があります。
慶沢園は純日本風の池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園です。
1926年に住友家から大阪市へ、本邸とともに寄付されたものです。
庭園は当初、春翠によって「照代之恩恵祖先の余沢」の思いで「恵沢園」と名付けられたが完成時には「慶沢園」に改名されました。
本邸とは美術館のことをさします。
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池上市長の銅像の横は、産地直送市場「よってって」てんしば店があります。
和歌山・大阪・奈良の新鮮な野菜が揃っています。
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その横はペットパラダイスDXというたくさんのペット用品を扱うお店があります。
ペットのトリミングやしつけ教室、一時預かりもしてもらえます。
ショップの隣にはドッグランスペースもあるので犬を飼っている方は是非行ってみてください。
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だいたいこれでてんしば一周です。
子供も大人も楽しめる都会のど真ん中の青空大芝生
天王寺に行ったときは是非遊びに行ってください!