今週のお題 『ホワイトデー』
3月14日はホワイトデーです。
その1か月前はバレンタインデーです。
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★バレンタインにチョコを贈るのは日本独自の習慣?
日本で1番チョコレートが売れるのは2月14日の「バレンタインデー(St.Valentine'sDay)」です。
それまで気になっていた人や恋人、大切な家族にチョコレートをプレゼントする人も多いと思います。
この日は、大切な人に思いを贈る特別な日として、チョコレートという形で贈る人がほとんどです。
そもそもなんでチョコレートなの?と思う方もいらっしゃると思います。
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バレンタインデーにチョコレートを贈る習慣は日本独自のものです。
海外では、カードや花束、お菓子を恋人や家族、友達に送る習慣の一つの選択肢であって、チョコレートが主役というわけではありません。
では、日本でバレンタインデーにチョコレートを渡す習慣ができたのはなぜでしょうか?
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日本では、1958年頃からバレンタインデーが流行しました。ある説によると都内デパートで開かれたバレンタインセールで、チョコレート業者が「バレンタインにはチョコを贈ろう」と広告を出しキャンペーンを行ったのが発端だといわれています。
日本国内で、「バレンタインデーにはカードが定番でしょ」という方はあまり見かけません。
それほど「チョコレート」が定着しているんです。
チョコレートはもらって嫌な気にはなりませんし、食べてもとてもおいしいです。
発端は業者のキャンペーンだったかもしれませんが、今となってはとても聖なる日として多くの方が特別な日として思っていますよね。
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★バレンタインの由来って?
「バレンタインデー(St.Valentine'sDay)」の歴史はローマ帝国まで遡ります。
当時のローマでは、2月14日は全ての神々の女王ユーノーの祝日でした。
翌日の2月15日はルペカリアの祭りが行われる日でした。
このお祭りでは、男性が桶の中から女性の名前が書かれている紙を引いて、紙に書かれた女性と祭りの間パートナーとして一緒に過ごすこととなっていたそうです。
なんて楽しいお祭りなんでしょう!
そして、パートナーとなった多くの男女はそのお祭りで恋に落ち、結婚したといわれています。
なんて素敵なんでしょう!
しかし、西暦3世紀頃のローマ帝国皇帝クラウディウス2世は、若者が戦争に行きたがらない理由は、恋人や家族を故郷に残すことに躊躇する気持ちがあると確信して、結婚を禁止していました。
しかしこれを受けたキリスト教司祭のウァレンティヌスはかわいそうな兵士たちのことを想い、内緒で結婚式を行っていました。
そのことがやがて皇帝の耳にも入り、怒った皇帝はウァレンティヌスに罪を認めさせ、二度と同じことが無いようにと命令しました。
しかし、ウァレンティヌスはその命令に従わなかったため、処刑されてしまいます。
ウァレンティヌスの処刑日は2月14日ではありませんが、多くの恋人達を作り出すルぺカリアのお祭りの前日の2月14日があえて選ばれました。
見せしめの様ですね。
以降、毎年2月14日はウァレンティヌスが処刑された日として国民でお祈りをするようになったそうです。
バレンタインデーの「バレンタイン」とは、若者たちの愛を紡ごうとしたキリスト教司祭の名前「ウァレンティヌス」のことだったのですね。
「聖バレンタイン」とはウァレンティヌスを聖人として敬っているからなのですね。
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★ホワイトデーはなぜ1ヶ月後なの?
バレンタインデーのお返しに、マシュマロやホワイトチョコレートをプレゼントする日を3月14日とされていますが、なぜ1ヶ月後なのでしょう?
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「ホワイトデーを3月14日に定めたのは、西暦269年2月14日、多くの結婚を取り繕ったウァレンティヌスが殉教しましたが、間を取り持たれた2人が、その1ヶ月後に改めて永遠の愛を誓い合ったとされていることや、バレンタインに対するお返しデイとしてお菓子業者が宣伝し始めたことが、3月14日にお返しをしましょうという風潮になっていったといわれています。」
貰いっぱなしでは気持ちは伝わりませんよね。
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バレンタインデーやホワイトデーの由来を知らない方でも、この日は気持ちを伝える特別な日だと知っているだけで、ウァレンティヌスの想いは届いていると思います。
思いを寄せる人がいるなら、おもいっきり伝えてみましょう!