不平不満・文句が多い人の8つの特徴 周囲に及ぼす影響とは?
生活をしていると不平不満がでてくるのは普通です。
社会人になるとイライラすることや納得いかないことが増えてきます。
学生のころとは違って一緒に働く人を選べませんし、目標や指示があるので自分の思うようにいかない場合が多々でてきます。
人間関係がうまくいかないという話もよく聞きますよね。
しかし、考えてみるとたくさんのいろんな人がいて千差万別の生活を送っていて、全てがうまくいっている人はいるでしょうか?大小かかわらず不満を抱かない人はいません。
そういった中でイライラがたまった時に、言う人と言わない人がいます。
あなたの周りに不満ばかり言っている人はいませんか?
不平不満が多い人にはどういった特徴・傾向があるのか気になりますよね。
もしかしたら不満をため込みやすい体質になっているかもしれないので、行動、心理をチェックしてみて下さい。
不平不満が多い人の特徴
💥完璧主義
完璧主義者の中には、悪口や文句を言う人は多い傾向にあります。
周囲への許容範囲が狭いので、周りにも完璧を求めてしまいます。少しでもできていなかったりすると不満になり文句を言いがちになってしまいます。
同じ完璧主義者でも、自分だけに対して完璧でいたいという人も中にはいます。その場合は、周りへ文句を言ったりといったことはありません。
周りに対して完璧を求めるタイプの完璧主義者は、自分のイメージ通りにならなくなると文句や悪口を言い続けます。
その結果、周囲のモチベーションを下げることになって効率が悪くなっても、原因は周囲にあると考え、より避難は加速していきます。
💥プライドが高く、他人を見下している
プライドが高い人は、文句や悪口を言いがちですです。
完璧主義者と同様に許容範囲が狭いので、何かと目についてしまいます。
自分に関わることに文句があると、プライドが傷つく恐れを感じて、激しい文句や罵声を浴びせることも往々にしてあります。
自分のプライドがとにかく大切なので、プライドを守るために周囲を顧みないことも頻繁にあります。
自分の考えが正しいと疑っていないので、周囲の人より自分が優れているという思い込みにハマりがちです。自分の思うように動かない人を「そんなこともできないのか」と見下す傾向が強いです。
💥自分の常識が世界の常識だと思っている
文句が多い人は、自分とちがう考え方や感性を持った人を認められない人が多いです。
人の常識は、そのバックグラウンドによって違うのが普通です。
しかし、多様性という感覚がないので他人の意見を素直に聞き入れることができません。「この場合はAなのに、なぜBになるの?」と、自分の感覚・感性が絶対だと思い込んで歩み寄ることをしません。
人によって異なることを受け入れられないので次第に文句が多くなります。
💥人のアドバイスを素直に聞かない
文句の多い人は、周囲に愚痴を吐き出すだけで意見やアドバイスを受け入れようとはしません。
アドバイスをもらっても、もちろん活用しようとは思っていないので、「でも」「だって」「それは私がやることなの?」とやらない理由を話し、自分の正当性を貫こうとします。
アドバイスのすべてを素直に聞くことが良いわけではありませんが、自分の正当性を貫き、周囲のアドバイスを聞けないことは非常にマイナスな点です。
💥口だけで行動力がない
文句ばかり言う人は、口だけで行動力がありません。
そもそも文句を言っている時間があるなら、さっさと行動してしまった方が早いものです。しかし、文句ばかり言う人は、決して行動しないのが特徴です。
何かの事例で成功している人を見て、健全な人は「私も成功できるかもしれない」と考え、成功者の行動を真似てみたり、成功した自分をイメージして努力、改善してみようとするものです。
しかし文句ばかり言っている人はそうは思いません。
成功したのには何か特別な理由があったのだと考え、行動することをしないで愚痴や不満をこぼすだけなのです。
💥ネガティブ思考で、被害妄想が激しい
ネガティブ思考の人は、些細なことでも「あの人が自分の悪口を言っている」と憶測して、必要以上に相手の悪口を言います。
それは、自分が悪口を言われているという思い込みから生まれるもので、相手が悪口を言うなら自分も仕返しをしようとしているのです。
ネガティブ思考の人は、物事をネガティブにしか考えないので、周囲が内緒話をしていると自分のことだと思い込む、やっかいで面倒くさい部分があります。
人間の脳は、約70~80%がネガティブ思考の考え方をするそうなので、人間は基本的にネガティブな生き物となります。
これをポジティブにもっていくには、その人自身の努力が必要で他人からの意見はなかなか受け入れられません。
💥すぐに他人と比較してしまう
文句の多い人は、相手が自分より優れているか、劣っているかを見極めることがクセになっています。
それは、自分よりも下の相手であれば、「自分の方が上だ」と優位な気持ちになるからです。
誰かと比べることで平静を保てているのでタチが悪いです。
こういった人が悪口を言う時は、自分より優れている人には「〇〇のここがダメ」と言い、劣っている人には「○○のこの部分がダメだから上に行けない」とどんな相手でも悪口を言うのが特徴です。
💥心が満たされていない
幸せを感じている時は、不平不満などを口にしないものです。
幸せなときは多少嫌なことがあっても、些細なこととして片づけられるので文句を言うことがありません。
反面、心が満たされていない時は、些細なことだと目を瞑ることができなくなってしまいます。嫌なことが起こるたびに愚痴を言ってしまうのです。周囲の人にはうんざりされるでしょう。
しかし不平不満を言うのは心が満たされていないからであって、そうでもしないとストレスが溜まってしまうので仕方なく言っているとも考えられます。
それゆえに、心が満たされない限りずっと不平不満を言い続けてしまうでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
生活の中に不平不満はあるのが普通で、常に良いことだけではありません。
口に出すことでストレス発散になることもあります。
ただ、物事をすべて悪い方向に考え不平不満が多くなってしまうことは、自分自身にも周りの人にも良いことではありません。
「最近、不満をよく言っているな」と思う方は、上記と照らし合わせてみて下さい。
心当たりのある人は逆の考え方を心がけ、プラスの影響を与えていきましょう。