ぎっくり腰 寒い時期に訪れる急性腰痛症 仙腸関節障害
1月はとっても寒い季節ですね。体調を崩しやすいですね。
ぎっくり腰 になりました。
急性腰痛症ってやつですね。
その日は気温がとても低いというわけでもなく、変な体勢で重いものを持ったわけでもないんです。
臀部のちょうど真ん中あたり「仙骨」に1週間前ぐらいから違和感がありました。
体を前傾姿勢にすると仙骨が痛むんです。
イやな感じがしたんで帰宅後、ストレッチをすることにしました。
もともとやっていた腰のストレッチをした後、これだけでは満足いかず、不安もあり、仙腸関節ストレッチをやってみました。
違和感がある分念入りにやった後、開脚をして体を前に倒した時です。
「ぴーーーん」
金属音のような鋭い音が聞こえました。多分頭のなかで。
すると急に腰に力が入らなくなり、ヨタヨタとベッドに倒れました。
これはいかんということで低周波治療器を仙骨部分にあて約15分ほど横になってました。
終わって立ち上がってみると腰の違和感は倍ぐらいに感じました。
まだ歩けないわけではなかったのでお風呂に入りシャワーを浴びると、ヘナヘナ~と力が抜けていき風呂イスに座ったまま約2分。
明らかに腰がおかしい
なんとか体を拭き服を着るとそのままベッドに横になりました。
発症の様子から最初は腰が痛いのかと思ってましたが、どうやらお尻の真ん中あたりをナイフで深く水平にえぐられた様な痛みで、腰というよりもお尻の痛みの方が強かったのです。もちろん腰も痛いですが
その日は動くことが出来ず、次の日、徒歩10分の整形外科まで1時間かけて行き、死に物狂いで順番を待ちました。
診断の結果、背骨の骨と椎間板には異常は見られず急激な筋肉痛だと
この痛みで筋肉痛だと信じられなかったですが、張り薬と痛み止めを処方してもらい帰ってきました。
腰の力が抜けているのは以前と変わらずロクに動くことが出来ません。
トイレはもちろん、歩くのも不可能、痛みのせいで食欲も薄れてました。
全く動けなので仕事は休みをもらい、できるだけ多くの情報を得ようとネットでぎっくり腰について調べました。
調べていくとぎっくり腰というのは通称であってそんな病名は無いと
今の状態から考えると、梨状筋症候群か仙腸関節障害 もしくは仙腸関節炎があてはまるようです。
ストレッチをするにしても痛みが先行してたので3日ほど安静にし、ようやく立てるようになったので歩く練習をしてみました。
歩くと時折腰に痛みが走るもののこのまま動かない訳にもいかず、普通に歩けるようにしてもらいたい一心で整骨院に向かいました。
整骨院の先生からは「骨盤がかなり歪んでるのでその歪みからからくる痛みかも」と。
施術後も痛みはさほど変わらず、ここで骨盤矯正も視野にいれなければならない状況になりました。
これまでの診断と体の症状から考えると、臀部の梨状筋を機能させないといけないのは確定で、骨盤の歪みも矯正しないといけない。
そんなこんなで梨状筋ストレッチを毎日欠かさず行い、仕事にも無事復帰しました。
今思えばぎっくり腰を発症した日、寒さで体が固くなっているにもかかわらずストレッチをしたことで、固くなった靭帯や筋肉が無理に伸ばされて起こったのかなと。
自分の体のことは自分がいちばんわかっていると思います。
これを読んでいるということは腰に不調が出ているのでしょう。
まずは体のどの部分がおかしいのかを追求してから、その痛みにピンポイントで改善に向けることが大切なのだと思います。