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今週のテーマ「うるう年」とはなんぞや!?

 

うるう年とは何なのでしょう。

 

 

うるう年は4年に1度ではない

 

うるう年(閏年とは「うるう日」を含む年を指します。

簡単に説明すると、

  • だいたい4年に1回うるう年がくる
  • うるう年には、2月29日まである
  • うるう年は季節と暦のズレを調整する意味がある

ということですね。

  

「閏(うるう)」とは暦(こよみ)の上での日数や月数が平年より多いことを指し、

この日を「閏日(うるうび)」、閏日がある月を「閏月(うるうづき)」、閏日がある年を「閏年(うるうどし・じゅんねん)」といいます。

  

平年を365日とする太陽暦で、地球の平均回帰年(太陽が黄道上の分点と至点から出て再び各点に戻ってくるまでの周期のこと)は約365.242199日です。

ですので、一年を365日としてしまうと少しずつ季節と暦がズレてしまいます。

 

実際は1日が「1日+α」といったイメージですね。

 

そのためほぼ4年に1度、2月に1日を足して調整しているのです。

 

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正確なうるう年の計算方法として

 

  • 西暦が4で割り切れる
  • 4で割り切れても100で割り切れる場合を除く
  • 100で割り切れても400で割り切れる場合はうるう年とする
  •  

一年間で生じる5時間49分のズレを修正するためにうるう年が存在していますが、単に4年に1度とすると、徐々にズレが生じてくるので上記の計算が必要になります。

閏日はなぜ2月なの?

  

1年の中で2月だけ1日少ないために、閏年の時だけ2月に1日増やして29日閏日ができているという考えは少し異なります。

  

というのも、日本は明治6年1873年)にグレゴリオ暦を採用しました。

 

それまでは、太陰太陽暦を採用していましたが、覚えにくこともあり、太陽暦グレゴリオ暦をを採用しました。

  

なぜグレゴリオ暦を採用したかというと、他にも暦は存在していましたが、覚えづらかったり微妙なズレが生じたりしていたので、わかりやすさを優先した結果、グレゴリオ暦を採用したということです。 

古代ローマグレゴリオ暦を採用していたようですね。

 

グレゴリオ暦の前は古代ローマ皇帝のユリウスが作ったユリウス暦が採用されていたのですが、微妙なズレが生じていたため調整してグレゴリオ暦に変わったとされています。

 

この古代ローマでは3月がはじまりの月で、2月が1年の終わりの月とされていました。

  

そのために、キリ良く2月の終わりに閏日を設けたのがはじまりで、2月が1年の中で日にちが少ないために閏日が設けられたのではないようです。

  

2月29日が誕生日の場合

 

結論から言うと、2月29日生まれの人の誕生日は4年に1回です。

8年で2回です。

 

そんなことはないです。

 

 ちゃんと1年に1回年をとります。

 

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「 年齢計算二関スル法律」という日本の法律で、誕生日前日の24時に1つ歳をとるとなっています。

2月29日が誕生日の人は、2月28日の24時に歳を重ねるのですね。

なので、誕生日として祝うのは、3月1日となります。

 

ただ、運転免許の更新など誕生日を基準とした行政手続きが必要なときは、2月28日や3月1日をみなし誕生日として適用することもあるようです。

免許証の生年月日 のところは、しっかり2月29日と記載されます。

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ほぼ4年に1度しか来ないうるう年

 

この特別感に満ちた一日を有意義に過ごしたいですね。