コロナウイルスの猛威 マスクに続いてトイレットペーパーも品薄に！
通常の倍の値段のトイレットペーパー
トイレットペーパー品薄になるというデマ情報
新型コロナウイルスにの影響でマスク・アルコール液に続いて、トイレットペーパーが品薄状態に陥ってます。
大手ドラッグストアのトイレットペーパーの商品棚は空っぽです。よく見るとティッシュも完売されており、紙系の商品がほとんど売切れている状態です。
そもそもの原因は「Twitter」と「Facebook」からデマ情報が発信されたことによるものだといわれています。
そのツイートがこちらです。
「コロナで品薄になる品予想を根拠付きでお伝えします。次は、トイレットペーパーとティッシュペーパーが品薄になります。
製造元が中国です。生産元がティッシュペーパーやトイレットペーパーを生産をそもそもしていないのが根拠です。
品薄になる前に購入しておいた方が良いですね。」
マスクが全く手に入らない状態が続いている中で、この情報が出回ると真実味が帯びて買い占めないとという気持ちになりますよね。
最初はネット上での誤った情報だったものが、心配になった一部の人が実際に購入。熊本市などの一部の地域店で、局所的に売り切れる事態となり、空になった棚の写真がSNSなどで拡散され、「本当にないんだ」と思った人が買いに行くことで、他の地域にも広がっていったようです。
その状況が報道されることで、「デマかもしれないがとりあえず買っておこう」という人が増えてしまいました。
「【デマにご注意】熊本でデマが流されトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの買い占めが起こっているようですが確認したところティッシュ等はほとんどが国産で製造に全く影響ありません。まとめ買いしなくても大丈夫です。熊本市の指定ゴミ袋も在庫は数カ月分あります。皆さん落ち着いて行動してください」
また、安倍晋三首相も2月29日の会見で
「トイレットペーパーはほぼ全量が国内生産で十分な供給量や在庫が確保されているので、冷静な購買活動をお願いしたい」
と訴えました。
在庫や供給力をアピールするものですが、マスクについてもいまだに供給されていないのが現実で、国民からの信頼がなくなっていっています。
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デマを収束させにくくしている要因として、小売店の構造部分にあると言われています。
小売企業は収益力を高めるために、商品在庫をできるだけ減らすことに力を入れています。平均的な売り上げに応じて、必要最小限だけ陳列します。
商品在庫の大半は大きな物流センターに保管してあり、店の在庫は倉庫が小さいために最小限に抑えられています。定期的にトラックで運ぶことで商品補充を行っています。
このやり方では緊急事態、想定外の事態に陥った時には、対応しきれなくなります。
現在は、小売店に限らず企業では、リストラや早期退職者などスリム化が進行しています。
トラック運転手も人手不足で、緊急事態に対応できかねています。
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このデマ情報によって起こった緊急事態を収めるために、早急に対応するべく具体的な政策を、国は一刻も早く発表・実行するべきです。
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新型コロナの影響で閉鎖に追い込まれた店もあり、全国一斉休校と、国民は混乱しています。
感染者も日に日に増えている状態です。
ドラッグストアの陳列棚に商品が復旧し、購入できる状態に早急に戻すことが、国民の信頼を取り戻し、安心感を与えることになるのではないでしょうか。
